新可児‐下切

 

6-1図 新可児-下切付近の地質図(産総研シームレス地質図に加筆)

 

 

新可児駅周辺から東南東に向かい 羽崎付近から南にたどると久々利川森本橋あたりで東海自然歩道となる。そのルート沿い歩き、途中から自然歩道より分かれる。旭小学校を経てJR太多線下切駅に至る。

 

概説

平坦部は段丘面(t)である。丘陵部は中新世の砂岩勝ちの地層(瑞浪層群中村層、N1ss)と鮮新世の礫層(東海層群土岐砂礫層、N3cg)からなる。

 

見どころ

(1)東海自然歩道道標。

(2)砂岩の露頭。

(3)砂岩とシルト岩の露頭。砂岩には斜交葉理が発達している。砂岩とシルト岩の境界で地層の走向傾斜を測ることができる。

(4)河床にシルト岩が露出している。

(5)旭小学校周辺の礫層の露出。

(6)礫層露頭。

 

 

 東海自然歩道の道標 地質図中の地点1

 

 

砂岩と泥岩の露頭 地質図の地点3

 

 

河床の泥岩 地質図中の地点4

 

 

礫層 地質図中の地点5