善師野‐継鹿尾山‐富岡前
第3-1図 コース図 (産総研シームレス地質図に加筆)
概説
継鹿尾山で代表される山塊部はチャート(Jch)からなる。山麓から山塊部谷沿いには新第三紀の瑞浪層群中村層(N1ss)が分布する。中村層を覆うように東海層群土岐礫層(N3cg)が広がる。低地の平坦面に段丘(t)が小規模に分布する。谷底には沖積層(a)が分布する。
見学要領
(1) 木曽街道と善師野宿の説明。往時をしのぶことができる。
(2) 木曽街道一里塚跡。
(3) チャートがまとまって露出する。
(4) 大洞池。
(5) 瑞浪層群中村層の泥岩が山道に露出する。
(6) 稜線には層状チャートが至るところに露出する。番号を記したあたりには手すりがある。
(7) 継鹿尾山山頂。二等三角点。
(8) 山道沿いに、太平山第一号墳、同二号墳。
(9) 瑞浪層群中村層の砂岩泥岩互層に亜炭層がはさまる。
(10)東海層群土岐礫層が小道沿いに露出する。
一里塚 コース図の(2)
チャート コース図の(6)
継鹿尾山の三角点 コース図の(7)
大平山第一号墳 コース図の(8)
亜炭層 コース図の(9)