東濃・尾北の地球科学情報図

JR太多線沿いの地質ガイド

 

愛知県北部東海自然歩道の地質ガイドと名鉄広見線の地質ガイドをすでに印刷物として出版し、あわせてウェブ公開している。ここではJR太多線の駅を基点に東海自然歩道や広見線に至る地学見学コースを紹介する。

位置図 東海自然歩道(青色)、名鉄広見線(赤色、北の路線)、JR太多線(黒色、中央の南北の路線)の位置関係、背景は産総研地質図

  東海自然歩道の地学 http://y95480.g1.xrea.com/aichi_guidemap.pdf

  名鉄広見線の地学  http://y95480.g1.xrea.com/hiromi_line_geology.htm

 

JR太多線の駅からの地質見どころ

下切駅周辺から広見線可児川駅へ →リンク

新生界の地層からなる平地を歩く。単調で少々長い。

今城址や隠れキリシタン受難の地もめぐる。

根本駅周辺 →リンク

  地形図の基本となる三角点や電子基準点、それに根本城もめぐる。

小泉駅から西へ、林道を経て東海自然歩道へ →リンク

  砂岩がおおむね北へ傾斜する。シデコブシ自生地がある。

多治見駅から西へ、池田富士を経て東海自然歩道へ →リンク

  砂岩はおおむね南へ傾斜する。

  小泉のルートと組み合わせ、地層の走向傾斜から褶曲(背斜)構造があることがわかる。

  砂岩中のやや薄いチャートの分布からも褶曲を理解できる。

姫駅、下切駅から可児駅へ リンク

大森川に沿い河床を観察して新第三紀の砂岩や泥岩の重なりを理解できる。

広見線可児川駅から太多線可児駅へ リンク

可児川沿いの遊歩道を利用して新第三紀の地層を観察する。